『クロスクロノス・コーポレーション(CCC)』履歴書ファイル


  三十代の若き実業家、真旗祐造が立ち上げた総合サービス業。。
  千人以上の異能力者を抱えている業界最大手。
  フレイムアップとは協力したり商売仇になったりする。
  社の方針として幅広く人材を集めている。
  社員の研修・福利厚生も整っており、異能力者たちの多くはここに集ってくる。

 所在:新宿新南口サザンガーデン近く、某オフィスビル36階、37階を所有

 業務:基本的には何でも。(暗殺やテロ活動については禁止だが、状況による)
     たいていはあちこちで扱いきれなかった厄介事が丸投げされ、多額の報酬と引き換えに処理することになる。



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No.001
名前
竹葉 伊織(たけば いおり)

by 葉月 佳音様
通り名
天織(ストフマイスター)
年齢

20

容姿
京都風アクセントが残るのほほんとした喋り方の青年
正業
服飾系専門学校生
経歴

 京都の老舗織元、竹葉家の跡取り息子。竹葉家には織元としての技の他、代々秘伝として紋様を織り込むことで様々な力を発揮する『呪布』を織る技が受け継がれており、伊織はその正当後継者でもある。

 幼少時より天賦の才を示し、歴代最高の当主になると期待されていた。ところが、呪布作りの腕は間違いないのだが、どういうわけか色彩感覚が崩壊しており、ショッキングピンクや蛍光色を組み合わせた摩訶不思議な柄を織ってしまうという欠点が発覚。母方の祖母の口利きで、彼女の知り合いが教鞭を執る専門学校に放り込まれ、色彩感覚を矯正される事となった。ついでに呪布の使い方を学ぶべくCCCも紹介され、所属する事に。

 シグマの如月凍冶とは仕事で一緒になり気が合っていたのだが、キモノを作ってくれ、という凍冶のリクエストに、伊織が実習を兼ねて彼に羽織を作ってやったところ、「こんなダサイのいらない」との回答をもらい大喧嘩。以後は絶縁状態が続いている。
(なお、凍冶の言うキモノとは振り袖を意味していたのだが、伊織が幸か不幸か凍冶の趣味を知らなかったため男物の羽織を作ったのだった)

 上京ついでに、数年前に蔵から盗まれた家宝の反物『非時(ときじく)』の捜索を仰せつかる。明らかに常人では不可能な方法で盗み出されているため、CCCのコネで該当しそうな異能力者の情報を集めている。

スキル

スキル:『呪布』
  母の実家に代々伝わる秘伝で布を紋様に織り込んで作り上げる。戦闘時にはその紋様の属性に応じて、鋼のように硬くする、ゴムのように伸ばす、などと変化させられる。また、呪布を用いて作った衣服を伊織自身が纏うことで、身体能力や防御力を向上させることも出来る。呪布は織り込んであればあるほど高い性能を発揮する。刺繍でもそれなりの力は発揮するが、織られたものに比べると格段にパワーが落ちてしまう。またキズ、汚れにも弱く、数回使用したらまた新しい布を自分で織らなければならない。

No.002
名前
音無 紫苑(おとなし しおん)

by MOTO様
通り名
独唱姫(エラト)
年齢
18
容姿
可憐な容貌と、相反する大人びた意志を秘めた瞳
正業
歌手(インディーズ)
経歴

 新進気鋭のインディーズバンド『ヴァルハラ』のボーカル。ちなみに音無紫苑とは芸名ではなく歴とした本名。さる有名な女性オペラ歌手の娘で、幼少時代から才能を発揮するも、思春期に色々あって母親(とその音楽)に反発。家を飛び出て、自分の音楽を目指すべく一人暮らしを始めた。その歌声には不思議な力があり、それを知る母の旧い友人の紹介で、生活費を稼ぐためCCCのイベント部門に所属。時々地方や企業のイベントに派遣されて歌っている。
 
  声と歌唱力については飛び抜けた実力で、隠れファンも多い。しかし彼女の得意ジャンルがマイナーに偏っているため、都内のライブハウスでの活動や、時々ケーブルテレビに出演する程度にとどまっている。バンドメンバーや周囲からは、ぶっちゃけもっとウケる曲もやったらどうかと常々言われているが、本人は頑として拒んでいる。
 
  かなりストイックな性格で、将来の目標を『自分自身の音楽で、アルバムの売り上げ百万枚を突破する』と定めて、本気で行動している。CCCでの仕事も資金稼ぎ、かつ、どのような状況でも歌うことが出来るための鍛錬と割り切っている節がある。そのため報酬や拘束時間の条件についてはかなりドライ。ただしその性格上、一旦引き受けた仕事は手抜きをせずにやり遂げないと気が済まなかったりもする。
  媚びない性格で、目的意識の低い人間には冷淡なため誤解されがちだが、ひとたび友人と認めた人間は絶対に見捨てない。
(実はそれこそ、彼女が嫌う母親とそっくりなところだったりするのだが)

スキル

『女神の歌声(ミューゼスヴォイス)』
  独自の声のゆらぎが産み出す不思議な力。聴く者の心が荒れていれば歌でその心を鎮め、打ちひしがれていれば歌によって鼓舞し、一気にテンションを引き上げる。全く戦闘向きではないが、イベントやセレモニーでは非常に大きな効果を発揮する。これも一つの”異能力”である。聴衆を”解き放つ歌”。”絡め取る歌”である『数多の響き』とは、同質にして対極を為す。

No.003
名前
圓城 祐治(えんじょう ゆうじ)

by red pine様
通り名
炎帝(フレイムタイラント)
年齢
23
容姿
熱血バカ、をCGで立体化したようなツラ(同僚談)
正業
CCC正社員
経歴

 発火能力者(ファイアスターター)。もともとは警察官。
  高校卒業後、警察学校を経て交番勤務となり、町内でも信頼ある若いお巡りさんとして親しまれていた。しかし、そのころから発火能力が発現し始める。ある日、麻薬中毒者が小学校に立てこもるという事件が発生。校舎内に突入した祐治は、子供を助けるためにまだ未熟な能力を暴走させ、犯人を火達磨にしてしまった。
  もちろん警察は表だって異能力による傷害罪など認めないが、結局のところ警察官が過剰な攻撃を加えた事実は動かず、彼は自主退職という形で警察を追われる事となる。
 
  失意の日々を送っていた祐治だが、最近になって、かつて面倒を見てもらっていた警官からCCCを紹介され、新たな人生を送り始めた。
  最近能力が発現したばかりの新顔のため、奇人変人が跋扈する異能力者の世界に驚いてばかり。自分より若いメンバーに遅れを取ることもしばしばだが、警察官時代から変わらない正義感と、一度やると決めたらやりきるその熱血ぶりから、怯むことだけは決してない。
  上司達は彼が失敗する度に怒鳴り散らしているが、いずれはCCCの主戦力の一人になるとこっそり期待していたりもする。
 
  未熟で暴走しやすい能力のため、かつてCCCで『炎帝』を名乗った発火能力者に弟子入りし、公私に渡りシゴかれている。
  むりやり二代目『炎帝』を襲名させられたため、時々『炎帝』に恨みを持つエージェントに勝負を挑まれたりもする。

スキル

『念力発火(パイロキネシス)』
  いわゆる典型的な念力発火能力。自分の視界の中にあるものを発火させることが出来る。
  祐治の能力はまだ未熟なため、肝心なときに発火しなかったり、感情が高ぶるといきなり視界の先が発火したりと、とにかく危なっかしい。
  だが制御しきれば、まったく予備動作を必要としない極めて強力・危険な攻撃となる。師匠の先代『炎帝』は、”奴の視界に入ったら殺される”とまで恐れられていた。
 
  なお、未熟な異能力とは別に、警察官として鍛えた数々のスキルはかなり優秀。警察内部には彼に好意的な者が多く、色々と情報を教えてくれることもある。

No.004
名前
高須 碧(たかす みどり)

by sin様
通り名
役者(アクター)
年齢
不明(二十代?)
容姿
不明(普段は髪の長い、美人だが無個性な女性)
職業
CCC正社員
経歴

 かつて『役者』の二つ名で業界を震え上がらせた凄腕の潜入捜査官の弟子。先代の遺志を継ぎ、つい先日、正式に二代目『役者』を襲名したばかり。
 
  先代は突然変異の肉体によって骨格や血液型、遺伝子そのものさえも他人になりすます事の出来る『変身』能力者だったが、二代目の彼女(?)はあくまでも普通の人間だった。しかし、先代に追いつくべく自らの得意である『変装』や『演技』に磨きをかけた結果、先代を越えると称されるほど優秀な潜入捜査官になりつつある。
 
  先代に弟子入りするまでの経歴については詳細不明。そもそも高須碧という名前も本名かどうか怪しいところである。その能力ゆえに、同僚達も彼女の素顔を知らない。一応CCC内では整った顔立ちの二十代の女性、ということで通っているが、その顔が本物であるという証拠も、女性であるという証拠すらない。
 
  そのため私生活も今一つはっきりしないが、どうやら株にはまっているらしく、CCCのオフィスでは経済新聞を片手にひとり何やらうなずいている彼女の姿が目撃されている。投資の成績はなかなか良い模様。
  当人いわく、『場の空気』を読めさえすれば株価の上下を見抜くのはそう難しくないとかなんだとか。
 
  その技でしばしば人をからかう悪癖があり、他のエージェントと組む際には通行人に扮して待ち合わせ場所に先回りしていたり、あるいは用もないのに店員さんや学生さんに化けてみたりもする。もっとも、彼女自身それが度を超すと信用をなくすということは身にしみてわかっているようで、あくまでもそれは冗談の範囲に留めている。

スキル 『変装』、『演技』
  超常の力によらず、あくまでもメイクや動作、小道具、ボイスチェンジャーや腹話術で他者を演じきる能力。
  先代のように、一瞬で他人に化けたり、DNA鑑定さえごまかすような事は出来ないが、対象を冷静に観察し、写真や音声の情報を集めて、他者になりきる。そこに神秘的なものは何一つない。しかし彼女が与えられた『役』になりきるとき、周囲の人間は、『まるで別人が乗り移ったかのように印象が一変した』と証言している。ある意味では、当人以上に当人らしく振る舞うことも出来る。いわば『変装』という技術の達人であるといえよう。

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