-任務概要-
-OrderSheet-


  <発信日>:20XX年10月3日(土)PM15:30
  <発信元>:CCC営業一課係長 重田
  <発信先>:CCC所属メンバー(東野、鷂、有本、犬神)
  <  写>:特務部長 吉住、
       営業一課長 穂村、営業一課 麻生
  <依頼主>:株式会社CCC
  <依頼人>:CCC代表取締役 真旗 祐造
  <分類>:襲撃、制圧 …総合判定『A』
  <報酬> :貴殿のCCCとの契約額における『高い』レベル
  <集合> :−−

<任務内容>

『東京近郊にモノクローム社が建造したと思われる
  ポリトカスΛラムダの製造プラントを発見し、破壊せよ』

 

  ●昨日の長野の任務における土砂崩落では
    皆様には大変ご苦労様をおかけしました。
    ネクタラス製薬及び北城氏は我が社が長らく懇意にしている顧客であり、
    今回の行動は我々営業部の想定の範囲外でした。
    営業部として、またCCCとして皆様を必要以上のリスクに晒した事について、
    深くお詫び申し上げます。

  ●現在、モノクローム社幹部より我々CCCに対して、
    下記のような非公式の要求が口頭でされております。
    政治的な、もってまわった回りくどい表現だったため、
    意訳し抜粋します。

    ・ネクタラス社の研究所の崩落事故については、
     すでに報道されている、

     『研究所長である斉藤氏がその権限を利して
      麻薬を製造し流通させ不正な利益を得ていた。
      しかし彼は良心の呵責に苦しみ、全てを清算するため、
      研究所と、彼に麻薬流通を持ちかけた
      日本人四名との無理心中をはかった』
  
     というシナリオを、CCC側にも飲み込んで欲しい。

    ・もし本件に対し、CCC側で報復措置、あるいは真相の公表等の
     動きがあった場合は、現在公式には身元不詳となっている
     日本人四名の身元と、その所属組織がCCCであることを
     警察及びマスコミにリークする

  ●CCCがモノクローム社の都合のいいように利用されたことは
    業界の仁義として見逃すわけには行きません。
    また、本件は我が社の社長である真旗の希望でもあります。
    何としてもこの異能力を引き出す薬の流通を止めねばなりません。

   ●皆様と一緒に保護した斉藤所長の言によれば、
     ポリトカスの完成形、異能力を引き出す『ポリトカスΛ』は
    外環境による劣化が極めて激しく、製造してから密閉、冷凍状態でも
     六時間程度しか効果が維持できないものだそうです。
     東京に本社のあるモノクロームが自社のエージェントに使用するのであれば、
     国内、それもおそらくは関東圏内に工場を建設しているはずです。
     これをどうにかして発見し、生産設備を破壊してください。

   ●彼等の脅迫の内容には、あなた方が自力で
     報復を行うという事態は含まれていません。

     あなた方が彼等に一撃を加えることが出来れば、
     今度は、彼等の報復措置(個人情報の公開など)を
     我々が外交で押さえ込むことが出来るでしょう。
     そうすれば我々も容易にあなた方を社会に復帰させる事が出来ます。

     我々からの設備や装備、人員などの表だっての
      支援は出来ませんが、情報、検索等は可能な限り供給いたします。

     今回なし崩しにこのような任務になってしまった事を
     重ねてお詫びいたします。

     その上で、敢えてお願いを申し上げます。
     貴方達の自由を、その手で奪い返してください。

   ★最新のモノクローム社の動向について、
     弊社マーケティング部門が調べ上げたところによると、
     現在、関東方面では 『三頭竜アジダカーハ』 と呼ばれる
     エージェントが、何がしかの活動に入っている模様です。

     他社よりスカウトされた、中東系の炎を使うエージェントで、
     炎使いの中でも特に高い戦闘力を誇る危険人物です。
     また、あなた方の戦闘能力や弱点はモノクロームにほぼ掴まれていると
     考えて良いでしょう。
     遭遇、戦闘になった場合は十二分に警戒してください。