TRPGリプレイ 『人材派遣のCCC』 
第5話
ノイジィ・ポーターズ


 

<<back      next>>
1.輸送


GM:えー、それでは第五回始めます〜。いつものように成長申告どうぞ。
乾史:前回までの流れを継続して、聴覚を強化。強襲斥候、別名肉つきセンサーへの道のりを着々と歩んでいるぜ〜。
理流:私も前回同様、HPの底上げ。それから、前回取得した防御技の性能を向上させたぞ〜。
東野:例によって地道に各能力を底上げしました。発動までの時間短縮や、効果範囲の拡大などが実装されています。
十三:『探之符』を強化、索敵範囲を広げました。こちらは肉つきレーダーだな。
GM:君達も順調にA級エージェントの仲間入りを果たしつつあるねえ。

 

 

 

GM:前回9月の下旬に一仕事を終えた後、君達はしばらくは普通の生活を送っていた。世間は銀行の不祥事で持ちきりだったが、それも9月末になると収束に向かいはじめている。
十三:表の職場ではただでさえ9月末の中間決算があるからな。しばらくは修羅場続きだろう。
GM:そして、ようやく期末が終わってカレンダーが代わろうとする9月最終日の夜から、今回の物語は始まるのであった。ここで恒例の財産判定行ってみよう。
理流:(ころり)がーん、-1〜。
東野:(ころり)いつものように-2です(笑)。
十三:(ころり)ま、-3っ!厳しい!
乾史:(ころり)ぐほおおおおお!-7!(爆笑)
東野:またか乾史(笑)。(※第四話参照)
乾史:い、いや前回よりは少しイイ!!これならまだマシ!!
十三:そんな事に耐性をつけないでもらいたいものだね(笑)。
理流:全員失敗って初めてじゃない?
乾史:く、くそ。じゃあまた、サイコロ三個掛け合わせ×100円で手持ち金額を計算するぜ…ってあれー!?2、2、4ってことは1600円かー!!(爆笑)
理流:だいじょうぶだぞっ!今回は500円玉が三枚ある!
乾史:く、いや、ここは…500円玉2枚と100円玉5枚と50円玉とに両替して(笑)。
東野:今回も不安だなあ(笑)。
十三:…と、犬神君を笑っていられるほど、実は余裕が無いんだよな私(笑)。
GM:-3でも結構なピンチですからね。さて、9月30日の夜、君達はCCCから任務依頼書をメールされる。

※任務概要 参照

 

東野:ふむ…。要約すると、『成田空港から長野の研究所まで、薬の材料を護衛しつつ輸送しろ』って事だね。
乾史:おおー!!報酬が『やや高い』になってるじゃねーか!!受ける受けるぜ今すぐ受ける!!
十三:その分リスクは高そうだな。A級、S級のエージェントをライバル会社が送り込んでくるかも知れないというわけか。
理流:わたしも受けるぞー。決行は10月2日…明後日か。ってアレ?この日は平日じゃない?
GM:はい。今回は平日の任務となっております。
乾史:俺はンなの関係ネェー。あいあむふりーまん!
東野:私は、通常業務が出張になるだけなので問題ありません。というか、今までは休日出勤だったんだなあ(笑)。
理流:まー、私も大学生だから一日くらいどうとでもなるけど。木曜日ってのは微妙な曜日ね〜。
GM:だって今までずっと不自然なほどに週末とか休日とか任務だったんだもん(笑)。そろそろみんなの日常の設定も固まってきたので、平日ミッションも展開してみました。
十三:課長、一件、長野の取引先で問題が発生したので出張に行って参ります。
GM:「んー、鷂君、君の担当は都内だったような気がするが」(笑)
十三:しまった、読まれている(笑)。
GM:ちなみに表の仕事を持っている方は、CCCに申請すれば代理人を送ってくれます。顔がそっくりの(笑)。
十三:それはそれで嫌だな…。そういう時にトラブルが起こりそうだし。
GM:「君はいつもよくやってくれているからね。期末も終わったし、一日くらい休暇をとってもいいんじゃないかな」
十三:銀行ではまず有り得ないお言葉だな…ってそうか。前回の任務の後、結局上司の異動はなかったんだ、バンザーイ(笑)。
乾史:本当に嬉しそうだなじゅうぞう。
東野:本当に嬉しいんだよ。いずれ良くわかるようになる(笑)。
十三:では、女子行員の突き刺すような視線を受けつつ、会社を定時退社しよう。

 

 

2.後輩


GM:では東野さん。君はこの任務の開始の前日…10月1日に、上司である重田係長に呼び出されます。
東野:なんでしょう係長。
GM:彼は「君にお客さんだよ」と言って、君を会議室に招き入れる。そこには、スーツを来た割と若い男が、「お久しぶりです東野さん!」と言って駆け寄ってくる。
東野:「いやあ〜お久しぶりですね〜」ととりあえず返答するけど。……覚えてるかな?(笑)
GM:判定するまでも無く覚えております。彼の名は、『北城拓海』。君が以前総合商社に勤めていた時の後輩で、今回の依頼人でもあります。
東野:北城君か。元気にしていたかい?
GM:「はい。僕もあの後しばらく商社に残ってキャリアを積んだいたのですが、ネクタラス製薬に声を掛けられて移籍したんです」
理流:おおー、ヘッドハンティングだ〜。
十三:優秀な人と思ってよいのでしょうな。
乾史:東野、葛西、北城か。あとは南と真中が出てくれば全員揃うな(笑)。
十三:どこの果物100%だ(笑)。
東野:ネクタラス製薬というのは、今回の任務の依頼元だね?
GM:はい。「先輩にこの仕事をお願いする事が出来て、とても心強いです」
東野:微力ながら力を尽くさせてもらうよ。
GM:「実は東野さん達の事は、葛西さんに紹介頂いたんですよ」
乾史:二話で戦ったおっさん2号か。
東野:成程ね。…あいつは元気にしているかい?
GM:「ええ。なんでもボディーガードのビジネスが当たって、昨今は中東方面でひっぱりだこだそうです」(笑)
乾史:やっぱり世界中に飛ばされるんだろうな〜。
十三:そう言えば彼の会社には、国際色豊かなメンバーが揃っていたな(苦笑)。
理流:でも半数が未成年だったような気がするぞっ(笑)。
GM:「最近売り出し中の葛西さんに今回の仕事をお願いしたところ、東野さんがCCCに移籍していると伺いまして、改めてこちらにお願いしたんです」
東野:了解したよ。葛西の奴は何か言ってたかい?
GM:「『安心しろ、連中は俺達よりも強い、とっても頼れるメンバーだ』と伺っております!」
東野:はあっはあっはあー。
GM:…はっはっは。
一同:……はっはっはっはっはっはあー(一同なぜか爆笑)。
理流:そこ笑うとこー?(笑)
東野:評価シテイタダイテ嬉シイヨー。マア任セテクレタマヘー(棒読み)。
乾史:な、なんてウサン臭えんだ(苦笑)。
GM:「ま…、まあともかく。表立っていないだけかも知れませんが、今のところお競合他社に襲撃等の計画は見られません。何も無ければそれに越した事はありませんが…」
東野:ほむ。真面目な仕事の話に移るわけだね。じゃあ、(任務依頼書を見ながら)幾つかの点で確認を。成田から長野山中まで、荷物をオフロード車二台に分乗して護送するんだよね。
理流:運転免許は…乾史君以外全員持ってるか。
十三:おっと。私は二輪専門なんだ。
GM:「はい、オフロード車と言うのはこういう形で…」(と絵を描く)
十三:なるほど。アメ車のトラックみたいなものと考えておけばいいのかな。…ってこの場にいない私達が口を出してはまずいか(笑)。
GM:まあ、東野さんが事前に質問事項を取りまとめてくれていたとしましょう。疑問点があったら聞いてください。
理流:研究所までの道のりもわかっているの?
GM:うい。場所は軽井沢より北の、上信越自動車道の某インターチェンジ近くです。はいこれが地図(と渡す)。
理流:某インターなんだ。
GM:うん。架空の場所を作るとき、ファンタジーなら『郊外の洞窟』で済むけど、現代モノはツッコミキビシイから(笑)。現実世界ではどこのインターにもこんな地形ねーよ、という意見は却下です。
乾史:地図を見る)山の上かー。なんでこんな辺鄙なところに建てたんだよ。
GM:水や生薬の確保という観点から、ここにせざるを得なかったそうです。
理流:積荷はどんな形状をしてるの?
GM:世界中で使われている輸送用の10フィートコンテナです。飛行機で運んできた物をそのままトラックに積んでしまうわけですね。ぱっと見には、中に何が入っているかはわかりません。これが二つ。
乾史:イザって時、俺が持ち運べるかな?(笑)
GM:コンテナの中身も殆どがクッション材と保冷材のため、見た目ほど重くはありません。常人離れした犬神君の腕力なら持ち上げる事も可能でしょうが、とにかく大きくてかさばるので、持ち運ぶのは難しいでしょうね。
十三:二輪や人力で運ぶのは不可能と言うことか…。
理流:保冷材が詰まっていると言う事は、コンテナを開けちゃうとアウト?
十三:積荷に損傷があった場合は任務失敗と書いてあるな。
乾史:非常時にクーラーボックスに移し変えて運ぶとかはOKなのか?
GM:とにかく鮮度が命ですので、出来ればやってほしくない、というところです。
東野:ふーむ…。ネクタラス側からは何人ほどつけてもらえるのかな?
GM:「まだ特に考えておりませんが…常人の警備員は、あなた方にとっては足手まといにしかならないでしょう」
東野:確かに。しかし、我々のうち二人がハンドルを握っていては、襲撃されたらも応戦もおぼつかない。運転手をつけてもらえるのだろうか。
GM:「はい。それに関してはウチの会社の人間をつけましょう。研究所への道もわかっているので問題ありません」
乾史:敵異能力者が襲ってきても驚かないくらい胆の座った人をつけてくれよ(笑)。
GM:まー製薬業界も裏ではいろいろありますからねー(笑)。
東野:そうそう、互いに連絡が取り合えるよう、インカムを人数分揃えて欲しい。
GM:「了解しました」
東野:生薬の入手先や成分については企業秘密って事なんだろうか。
GM:はい、そういう事でオネガイシマス。
東野:最悪の場合は、敵の殲滅や正体の把握より、生薬の破棄を優先すべきかな?
GM:はい。ただその際も、任務については失敗とさせて頂きますが。
十三:いたしかたないな…。
東野:任務に失敗したら損害賠償が凄まじそうだよねえ。
GM:「あ、我々はCCCさんに請求するだけですから」(笑)
理流:それ、副音声でCCCが私達に対して何しようと知らない、って言ってる(笑)。
乾史:麻生さんににっこり笑って踏みつけられそうだなあ。
理流:あ、はいはいはいはーい!大切な質問!!お昼は出るんですか!?(笑)
GM:いい質問ですな。実はルールを確認していたら、この世界では一食飛ばすごとに能力に-1のペナルティが課せられると言う事に初めて気がつきました(笑)。
十三:イタイイタイイタイ!
東野:経費で落とせないだろうか?
GM:「移動中の食事は自腹ということでお願いします。あー、でもサービスエリアとかで食べて領収書を持ってきてくれれば経費で落とせると思います」との事です。
東野:じゃ、サービスエリア経由で。
一同:うん。
GM:(そんな襲撃に最適のポイントに停まるのか)おおい、誰も突っ込まないのかよ(笑)。
十三:合理的な判断ですな(笑)。
理流:わーい、ソフトクリームとじゃがべぇ食べるぞ〜。
乾史:いや、そもそも先立つものが…。
理流:乾史君お腹…
乾史:いらねえ!!(即答)
十三:だんだん先読みが出来るようになってきたな、犬神君(笑)。…と、そうだGM。任務開始前に、くだんの新薬『ポリトカス』について情報を集めておけるかな?
理流:あ、私も。わーい『分析』〜。
東野:実物が無いよ(苦笑)。
理流:ないの?
GM:はい。このポリトカスは現代社会の大きな問題となっている鬱病の特効薬として、つい数ヶ月前にネクタラス製薬から販売されたばかりです。画期的な新薬として注目されていますが、まだまだ一部の病院に配布されるに留まっており、一般市場には出回っておりません。今後、各医療機関や民間に販売出来るようになれば、途方も無い利益が見込めると推測されています。
乾史:気軽に薬局で買えるもんじゃないってことか。
十三:となると、今GMから聞いた以上の情報は望めそうにないか。
GM:…他に質問はないね?じゃあ最後に「よろしくお願いします、東野先輩」と。
東野:ああ。泥…大船に乗ったつもりで安心してくれたまえ!(爆笑)
GM:「い、今泥船って言いませんでしたか!?」
東野:やだなあ、君その若さで耳が遠くなったのかね?
理流:なんだかとっても不安だぞ〜(笑)。
東野&十三&乾史:一番の不安要素が何を言う(笑)。

 

3.路地


GM:さて、当日の朝になりました。みなさんどちらに?
東野:家族に挨拶して、都内の私鉄沿線の自宅を出発します。
理流:私も新宿近くのアパートを出発します。「みーくーん。おねーちゃんお仕事に言ってくるから、ちゃんといい子にしてるのよ〜出かけるときはちゃんと戸締りしておくんだぞ〜」
GM:(子持ちの水商売の女性が職場に出かける時みたいだなあ)
十三:私はそろそろ娘が添い寝してくれなくて寂しい。
GM:誰もそんな事聞いてませんから(笑)。乾史は?
乾史:もちろん前日から徒歩で成田空港に向けて出発して、コンビニで一泊したところさあ(笑)。
十三:本気かね!?50kmくらいの距離があるぞ。
乾史:だから、CCCから貰った交通費を手持ちの金に回したんだってば。俺、『生存/裏通り』のスキル持ってるしな。
GM:いや、千葉のあそこらへんって裏通りじゃないし。むしろ…田んぼ?(笑)
十三:そして交通費を含めた手持ちが1600円ということだな(笑)。
乾史:それはカンベンしてくれー!!
GM:い、いやそれはさすがにあまりに無惨だ。交通費の前払い分、手持ちに1000円プラスしてくれ(笑)。
乾史:イヤッホオオオオゥ!
十三:嬉しそうだな…。
GM:じゃあ、理流君。
理流:うい。なんでしょう?
GM:君は新宿駅に向かう途中、裏通りから何やら喧騒が聞こえるのを耳にする。
理流:んむ?『好奇心』持ちとしてはついつい覗き込んでしまう。
GM:すると、物陰で中学生くらいの子供が、三人のヤクザ風の男にボコられている様子を目撃する。「おんどりゃー」「ボケェ」「スジモンなめんじゃないでぇ」などと言いながらドカバキボコッ。
理流:こらー!何小さい子いじめてんの!
GM:「なんじゃあ姉ちゃん」「何か文句あんのかい!?」
十三:「泡街に沈めるどコラァ!」(笑)
GM:いや、そこまでは言ってない(苦笑)。
十三:しまった、まだ朝だった(笑)。
理流:集合場所への移動中だし、さっさとやっつけてしまおう。銃を作り出して…ってまだペットボトル用意してないー!(泣)
東野:理流の能力は入念な準備が前提だからね…。
十三:そもそも、銃を作り出してその後どうするつもりだったのかね?(笑)
乾史:ってか、ここですべきは「おまわりさーん」と叫ぶことじゃねえのか?
理流:…あ、そういう方法もあった(笑)。
GM:そんな風に君が対応に戸惑っていると、不意にヤクザの後ろから別の男がやはり三人出てくる。
十三:おや?
GM:そして、後ろからヤクザを、がん、ごん、どん、とあっさり殴り倒す。そしてまた去ってゆくね。
理流:ほへ?…その三人もヤクザ屋さん風味?
GM:いんえ。外国人―――それも南国系の面立ちっすね。
理流:おや。民族衣装を身につけてるとか?
GM:いいや。いずれも粗末だけど丈夫そうな作業服に身を包んでいる。率直に言ってしまえば、出稼ぎ労働者といった雰囲気だ。
理流:声をかけようかな。
GM:うんにゃ。彼等はさっさと、君にも少年にも興味なさそうに去ってゆくよ。
理流:んー…。気にはなるけど、とりあえず倒れている男の子を介抱しよう。「君、大丈夫?」
GM:「あー痛つつ…。あ、有本の姐さんじゃねぇですか!」
理流:ん?知ってる人?
乾史:まさか、俺の子分かー!?(笑)
GM:「お久しぶりです。犬神のアニキの舎弟のサブロウです」(笑)
理流:面識があったんだ(苦笑)。
GM:「あぶねぇ所をありがとうごぜぇやす。…みっともねぇところを見せちやいやした」
理流:手持ちの道具で応急処置をしてあげよう。
GM:裏通りで鍛えられてるらしく、割とピンシャンしている。
乾史:大丈夫だ!サブは俺のツッコミパンチに耐える男だ!(笑)
理流:いったい何がどうしたの?
GM:「すいやせん…こんな無様、犬神のアニキにゃあ見せられネエですね…」
理流:あのヤクザ達は何者?
GM:「あいつ等はこの辺りをシメてる牛沢組っていうヤクザでさあ。麻薬をバラまいてカネを儲けているどうしようもねえクズ野郎どもです」
理流:悪・即・斬!!早速ペットボトル買ってきて練成しなきゃ。
十三:君の場合は『斬』よりも『弾』という感じだが。
理流:でも、なんでそんな人達が君を?
GM:「連中、カタギのモンに麻薬を売りつけようとしてたんでさあ。止めに入ったら代わりに裏通りに引きずり込まれて…」
理流:むふー。えらいぞサブ君。ほめてあげよう。
東野:それにしても、肝心な時に居ない男だなあ(笑)。
乾史:ちげー!俺も普段ちゃんとそういうことやってるってばよー!?
理流:牛沢組、ねえ…。企業知識で調べてみよう(ころり)。ああ、出目が悪い。
GM:む、その目では詳しい事はわからなかった。
理流:しょうがない。後で乾史君にでも聞いてみよう。
GM:「連中、どうやら最近シノギが厳しくなってるらしくって、躍起になってカタギにまで売りつけようとしてるんでさあ」
理流:許しがたい連中ねー。今度大掃除をしようかしら。
GM:「新宿の闇は深いですから…。姐さんも気をつけてくだせえ。乾史のアニキもどっかへ行っちまうし…」(笑)
理流:あれー?(笑)今日お仕事一緒のはずなんだけど。いなくなっちゃったの?(笑)
GM:「ええ…。数日前にドッグフードの缶詰を大量にカバンに詰め込んで『旅に出る』と…」(笑)
理流:ドッグフード?
GM:「乾史のアニキにはよくあるんでさあ」
乾史:待て待て待てぇーーー!それは『い○ばライトツナ』の缶詰と『ぱ○っとライス』だっつーの!!(爆笑)
理流:んー、乾史君可哀相な食生活ね。よーし、お姉ちゃんがお弁当をつくってあげるんだぞー!
GM:「そ、それは…やめておいた方が」(爆笑)
理流:なんで知ってるのーー!?
十三:う、裏新宿にも鳴り響いていたのか、理流の料理の腕は(笑)。
GM:「あれならまだドッグフードの方が…いえ何でも」
理流:なんか馬鹿にされたような気がするー!?
乾史:犬も食わねえとはこのこった(笑)。
GM:「それじゃあ、姐さんもお気をつけて…」と、意外と元気そうに裏通りへ消えてゆくサブくんであった。
理流:とりあえず牛沢組の事を気に止めつつ、予定通り駅へ向かおう。それにしても乾史君はどこにいっちゃったのかしら。
乾史:その頃、俺は千葉の田んぼ近くのコンビニの駐車場で、「ああー朝が来た〜」(笑)
十三:上空をキーン、と航空機が(笑)。
東野:うへぇ、太陽が黄色いぜぇ(笑)。
GM:さてさて、理流は君は新宿駅について、総武線成田行きのホームへと向かうのだが。ちょっと視覚判定をしてみてください。
理流:うん?はい、じゃあ判定(ころり)…成功だぞ。
GM:君がホームへ降りてゆく直前、ちらりと君は先ほどの三人組を目撃する。
理流:あれ、彼等も駅に来てたんだ。さっきのお礼を言おうかな?
GM:そんな間もなく、彼等も別のホームへと消えてゆく。新宿の駅の人ごみに飲まれ、すぐ見失ってしまった。
理流:そっか。何線のホームかわかる?
GM:埼京線の下り…北方面だ。そして君はもう一つ、気づいた事がある。
理流:なんでしょう。
GM:彼等三人の他に、もう一人、やはり南国系の、十代後半と思われる少女が同行していました。
理流:ヒロイン!?
東野:ヒロインだ!?
GM:はい、そんな先読みはGM的に却下です(笑)。
十三:良かったな犬神君。
乾史:なんで俺に振るー!?
理流:そうよ十三さん。乾史君はマキちゃん一筋だもんね。
乾史:それも激しく違ぇー!

 

4.空港


GM:それでは皆さんお待たせいたしました。予定通り朝の10:00。今回のお仕事の集合場所に、全員無事に到着いたします。
東野:倉庫会社の人々に、「CCCの東野です」と型どおりの挨拶を。
GM:「CCCの東野さんですね。お待ちしておりました。丁度今、積荷が税関を通って出てきた所です」
乾史:俺は辿り着いた空港のロビーで休もう。
十三:いや、集合場所は空港じゃなくてその側の倉庫エリアだから。
乾史:ナヌッ!?
理流:それに、空港にはパスポートないと入れないわよ?ターミナルも第一、第二に別れているし(笑)。
乾史:俺がそんなの知ってるわけねー!(笑)回れ右して倉庫エリアへすごすごやって来た(笑)。
GM:そんな喧騒をよそに、まずは君達に本日連絡をとりあうためのインカムが支給される。
十三:うーむ。まずは安全策としてここら辺で一度『探之符』を使っておきたい所だが…後の事を考えると資金が足りない!(笑)
東野:私は、皆に北城君から仕入れた情報を提供します。
理流:私は朝の出来事について、みんなに話します。
乾史:何ぃ!サブが殺られただって!?じゃあ俺仇とりに行ってくるわ(笑)。後はヨロシク!!
十三:待ちたまえ、というかどこから突っ込んでよいのやら(笑)。
乾史:牛沢組のこと、俺は知ってるかな?
GM:企業知識で判定してくれ。地元なんで、プラス修正をつけて良いよ。
乾史:実はそれでも結構厳しかったり。(ころり)おーっし!成功。
理流:すごいぞ〜乾史君。
乾史:実は知識判定、ダイス目だけは良かったりする(笑)。
GM:じゃあ君は、牛沢組についてもう少し詳しく知っている。

 暴力組織の入れ替わりが激しい新宿。だが牛沢組は比較的古くから新宿の裏通りをシメているヤクザ組織で、麻薬を売りさばいて悪どい利益を上げていた。
  かなりタチの悪い連中で、乾史のグループとも何度か対立した事がある。
  これまで、彼等が顧客として麻薬を売りさばいていたのは同じ裏社会の人間だったのだが、最近になって、別の組織がより安く、より効果の強い麻薬を売り出したため、彼等の売り上げが落ち込んでいるらしい。その売り上げを挽回するため、最近では無理矢理カタギの人間に売りつけるような事も行っているようだ。

乾史:…と、本当にどうしようもねえ連中なんだよ。
理流:つまり…麻薬の安売り競争に負けた分を取り戻そうと、一般人に売りつけてるてるってことね。ちなみに、その安売りを仕掛けてきた別の組織ってやっぱりヤクザ?
GM:それについても乾史は知っている。どうやら、ここ最近になって急速に勢力を伸ばしてきた、中南米系の外国人グループが売りさばいているようだ。
理流:中南米…南国よねえ(笑)。
乾史:理流が言ってた三人組ってのも怪しいなぁ。本当はサブを助けたんじゃねーとか?
十三:対立する牛沢組をシメた…と考える事も出来るか。
乾史:ったく、近頃のヤクザは仁義を忘れちまいやがってよぅ、と嘆く仁侠映画ファンの俺であった。
理流:よーし、こうなったら二人で新宿大掃除をするぞ乾史君!
乾史:いや、まあ連中が居ないと、それはそれで困る人達も裏通りにはいるし。仁義を守って商売する分にゃまぁ…。
理流:じゃあちゃんと『お願い』していいヤクザさんになって貰わないと!(笑)
東野:いやー。連中も普通に異能力者の用心棒を抱えてそうだしねえ。
乾史:おっさんが言うと説得力あるなあ(笑)。
GM:ジャパニーズ・ビジネスマンは全員が当然のように一個小隊に匹敵する異能力者だからね(笑)。
乾史:そうなのか!?
東野:そうなんだよ。
理流:確かに、『睡眠不要』とかはみんな持っているけど(笑)。
GM:君達がそんな会話をしているうちに、空港から出てきた積荷が2台のトラックそれぞれに載せられ、「それではお願いいたします」と車の鍵を渡されるよ。
東野:運転手さん達も来ているかな?
GM:うい。「今日はよろしくお願いします」と妙に没個性気味な二人が(笑)。
十三:つまり、我々が指示するまでは彼らは空気扱いという事かな(笑)。
GM:車は2台。誰がどこに分乗するかを決めてください。A車両、B車両と名前をつけまして、特に指示が無い限りはA車両が前を走るものとします。
東野:了解。一台に何人乗れるのかな?
GM:運転席に一人、助手席に一人。その間にもムリすれば一人乗れます。あと、引越し業者よろしく、コンテナを積んだ荷台にも一人乗る事が出来ます。
十三:一台あたり四人か…。運転手さんの席は当然決まっているわけだな。
GM:いやあ、ご希望とあればここ(屋根の上)とかここ(ボンネットの上)でも構いませんが(笑)。
乾史:ありえねー!(笑)。
十三:スピード!
理流:ギャ○ン!
GM:そうそう、ただいまの天気は曇り。しかも雲行きは怪しいね。
乾史:天気予報は雨なんだったな。
東野:荷台に座っていると雨ざらしになるかも知れないという事だね。
理流:やっぱり雨に打たれるとダメージとか受けるのかな?(笑)
十三:いや、普通に高速道路で雨ざらしはとっても寒いと思うが。ねえGM?(笑)
GM:んー。確かに寒いね。夜の箱根とかね(笑)。
乾史:そういや行き先は長野だったか!秋の長野は俺(プレイヤー)も行った事あるけどすげえ寒い(笑)。
GM:みんな、雨具は用意して来たかな?
乾史:おおお!忘れてきた!ってかそもそも買えねぇー!!パーカー一枚はつれぇー!?
理流:燃えるハートでファイトだぞっ!(笑)

 一同、自分の持っている索敵能力や戦闘能力を提示しつつ、フォーメーションを打ち合わせてゆく。…のだが、やたらと喧々諤々の会議になってしまった。

十三:東野さんと理流君と犬神君がA車両。私がB車両で、後方から遠距離攻撃で支援すると言うのはどうだろう。
東野:そうなるとちょっと後背の守りが不安だね。
十三:では、東野さんと私がA車両、犬神君と理流君がB車両でどうだろうか。
乾史:あのさあ。
十三:何だね?
乾史:そんなに理流と乗りたくねえの?(爆笑)
十三:な、何を言うのか犬神君。私にそんな事があろう筈が無い(目が泳いでる)。
乾史:そうか。じゃあ大人と違って正直なおれは、理流と乗るのはイヤだからA車両に行きたいと主張するがどうだろうか!(笑)
理流:な、なんでみんなそんな事言うの。ひどいよーちゃんとお弁当だって作ってあげるのにー。
乾史:だから嫌なんだよぅっ!!(笑)
十三:いや、それは合理的戦術思考というものだよ犬神君っ!
乾史:そうか!じゃあ間を取って俺とじゅうぞうがB車両、理流とおっさんがA車両でどうだ!
理流:ふーんだ。隅っこでいじけてよう…(笑)。
GM:おーい。あんまり長引くと、10:00出発を10:30くらいにしちゃうよー。
東野:じゃあ…いいよ。
理流:いいよ…って。何がいいのよー!?(爆笑)
GM:運転手さん達は「俺達はむしろ乗らない方がいいんじゃないか?」とか会話してますね(笑)。

 結局、さらに揉めに揉めて、A車両に乾史と東野、B車両に十三と理流という配置に落ち着いた。高速道路では全員車内で警戒しつつ待機。インターを降りたら、感覚の鋭い乾史が荷台に乗り、索敵しつつ進むという方針になった。

乾史:うーし。しっかし高速走っている間は車内に居るとは言え、パーカー一枚はさすがにつれぇぜ。
GM:(しょうがないなあ)じゃあ、たまたま近くを通りがかった現場のおっちゃんが、「よう小僧、そんな寒そうな格好してるんじゃねぇよ、これでも着ていきやがれ!」と現場用のジャケットを一枚貸してくれる(笑)。
乾史:やったぜぇぇぇ(嬉)。これで気兼ねなく戦える。
十三:まあ実際の所、走行しながらの近接戦闘というのもあまり考えなくて良いだろう。高速道路で槍を振り回したりローラーブレードで蹴りを入れるような人が居るはずも無いし(笑)。
乾史:何言ってんだよじゅうぞう!そんな非常識な奴いるわけないだろ!(笑)
GM:まったくだ、そんな奴がいるわけがない(苦笑)。
理流:あーそうそう、私は練成の材料として、水をたっぷり溜め込まなきゃいけないので、ペットボトルをたくさん積み込みます。
十三:財産判定マイナスだけど、現物確保出来るのかね?
理流:うん。だからここで調達していく。
GM:たくましい現場のおっちゃん達が昼食時に飲んだお茶のボトルとかで良ければゴミ箱から拾ってこれるけど(笑)。
理流:いやー!!(笑)
東野:よく吸殻とか入ってるんだよねえ、ああいうのって。
乾史:入ってる入ってる(笑)
理流:ふ、深く考えるのはやめよう。淡々と洗って使うぞっ!(笑)んで、練成した銃器を装備していきます。ベレッタ二丁を身につけて、P90サブマシンガンは同じく練成したバイオリンケースに隠して車内に放り込んでおきます。
東野:無数のペットボトルにバイオリンケースに三人乗りか…。B車両内は大変そうだね。
GM:お、おーけー。…運転手さんがものすごく何か言いたそうにしてるけど(笑)。
東野:ああ!これはモデルガンですから一つ気にしない方向で!(笑)
GM:「そ…そうですね。世の中おかしい人はたくさんいますしね」(笑)
理流:おかしい人呼ばわりされたー!?
東野:そういえば理流は実年齢は一体いくつなんだ。
十三:そもそも実年齢という質問の仕方もどうかと思いますが東野さん!(苦笑)えーと、二十…。
GM:七くらいだっけ?(笑)
十三:そ、それは痛々しい。
理流:ちっがーう!二十前半!前半だから!
GM:…コホン。ともあれ出発です。「長野の研究所についたら、そこの所長の斉藤さんと言う人に荷物を渡してください」と言って、五十過ぎの白髪混じりのおじさんの写真を貰う。
東野:了解しました。…では、長らくお待たせしましたが出発いたしましょう!
一同:うーい。

 

5.高速


GM:ではまずは旅程の第一段階。成田インターから東関東自動車道を使って首都高速に入り、ぐるっと東京をまわって、関越道入り口まで進みます。
十三:はとバスとかディ○ニーランドの送迎バスとすれ違うコースだな。
GM:関越までは平均二時間くらいかかるのですが、ドライバーさんの運転技能と、ナビをしている人の東京の地域に関する知識技能で、多少プラスマイナスが発生いたします。
東野:ふむ…。ナビをしているのは私だね。運転手さんの分も私が振ろう…。(ころころり)む、ぴったり成功だ。
GM:それなら、二時間ぴったりで関越道に入ることが出来る。
理流:出発が10:00だったから、正午ぴったりってことね。
十三:特に変わった事は起こらなかった?
GM:特に変わった事は起こらなかった。
東野:ふむ。…それでは空腹で腕が鈍らないよう、早めに昼食を取っておくのが吉かな。
乾史:プレイヤーは一食どころか二食抜いても気にしないけどな〜。
十三:肉体労働はダイレクトにエネルギーを消費するからな。
東野:じゃあ運転手さんにお願いして最寄のサービスエリアに入ってもらおう。
乾史:センサー系の能力を全開にしつつ、二交代制でメシを食いにいくってことで。
GM:了解。
東野:私は『カウンター』を発動させておこう。
十三:なぜか東野さんの周りだけ人ごみが吹き飛ぶ(笑)。
GM:じゅうぞうさんは何もしないの?
十三:財源さえあれば『探之符』で半径1.5km内の敵エージェントを探るんですが。…ていうか私の名前、『じゅうざ』ですから(笑)。
GM:ぐはあ、ごめん素で間違えた…。
東野:名前を覚えてもらえないキャラになりつつあるね(笑)。
GM:い、いや。言い訳をするとだね、リプレイをまとめてる時とか、まだ皆の名前を辞書登録してなかったのでね、
十三:じゅうぞうって打って変換してたんでしょ(笑)。
GM:ハイソウデス(汗)。
乾史:俺は素で『じゅうぞう』って間違えてるってキャラ設定だから。
理流:あー…私、というかプレイヤーは素で『じゅうぞう』だと思ってた(笑)。
東野:私は『鷂さん』って呼んでるから(笑)。…いや時々下の名前何だっけなあとか思うけど(爆笑)。
十三:確かに、私(プレイヤー)も『はいたか』は読めるけど書けなかったりするんだけどさあ(笑)。

 襲撃を警戒するPC達を他所に、何も無いまま平和な昼食が終わる。 
  だが、昼食を終えて車に戻る途中…。

GM:勘がいい人は-7で知力判定してみたまい。
理流:む。それは相当厳しい(ころり)…けど成功!
GM:おお。それでは君達は、君達に少し先行して出て行く2台の大型トレーラーに気がつく。不審と言うわけではないが…何だか、乗っている人の柄が悪過ぎる気がする。
理流:柄が悪いって?
GM:「おんどりゃあ」とか「ボケェ」とか言いそうな人達です(笑)。
十三:ヤクザ屋さんと推測すべきかな。ではナンバーを覚えておこう。
東野:じゃあ、移動を再開するよ。
理流:わーい。じゃがべぇとソフトクリームを食べよう♪
十三:B車両内はバターの臭いが充満している(笑)。
乾史:ペットボトルに食べ物に人間三人にギターケースかよ…。
理流:バイオリンケース!ギターケースじゃない!それだとケースに銃を隠すんじゃなくてケースが銃になっちゃう!!
GM:そんなデスぺラードな(笑)。気を取り直して第二旅程。関越道を埼玉県を脱出するくらいまでです。通常一時間程度なのですが、ダイスを振って5か6が出たら渋滞が発生したとしてペナルティを負ってください。
理流:さっきみたいに地域知識でカバーできないの?
GM:一本道だからねえ(笑)。運転技能で判定成功すれば時間を短縮出来るよ。
東野:では(ころころり)…。んむ、-3成功。渋滞には遭遇せず、30分で埼玉県の北部に到達しました。
乾史:そ、それは流石に飛ばしすぎじゃね?(笑)
十三:毎時150kmで飛ばせば大丈夫だ(笑)。
理流:それ敵に襲われる前に警察に捕まる(笑)。
GM:ま、まあそこらへんは今までの移動との併せ技ってことで(笑)。13:00には君等は埼玉県を突破したということにしてください。えーっと。それでは窓際に座っている人は、先ほどと同じく-7で知力判定してみてください。
十三:B車両は私。A車両は犬神君か。(ころり)何とか成功。
乾史:俺の知力じゃ歯が立たねえ。
GM:十三は窓の外に二匹ほど蝙蝠が飛んでいるのを見つける。
十三:おや。今は昼間のはずだが?
GM:そう思っていると、トラックのスピードに追いつけなくなったのか、蝙蝠は離れていった。
十三:ここは、符をけちっている場合ではないな。『探之符』発動。索敵範囲1.5km。多少離れていても問題ない。ああ、それから理流君。振り上げた左手が顔面に当たったらすまない(笑)。…発動成功。
GM:それではエージェント反応が二つ、はっきりと感じられる。
十三:おおう…。む、蝙蝠が二匹で一つの反応がある、ということか?
GM:いいえ、二匹の蝙蝠にそれぞれエージェント反応があります。
十三:っと、そんなに大きい蝙蝠だったのか?
GM:いいえ、標準サイズです。
十三:…蝙蝠に変身出来るエージェントという事かな。いよいよ出て来なさったか。
理流:じゃあインカムで皆に伝えよう。『十三さんがアヤシイって!』
東野:『えー。(しばし黙考)鷂さん詳細を報告してください』(爆笑)
理流:なんでよー!?
十三:情報はちゃんと伝えてくれたまえ理流君(笑)。では今見聞きした事を伝える。
東野:…蝙蝠に変身する二匹組のエージェントか。企業知識で検索してみよう(ころり)っておやあ?
乾史:その出目はファンブルと言っているなあ(笑)。
GM:じゃあ黄金バットとか思いだしてください(笑)。蝙蝠は完全に見えなくなってしまった。
十三:実害はまだ無い、か。とりあえず一層警戒を強めるとしよう。
GM:その後しばらくは特に変わったこともなく移動出来る。それでは高速の旅もいよいよ最後だ。群馬から目的のインターまで一時間半。先ほど同様の渋滞と運転の判定をしてください。
東野:(ころころり)渋滞はなし。運転については-5で成功。
GM:むむむむ(ちょっと運転技能を甘く見すぎたか)。それでは14:00には目的のインター近くまでやってきます…が。
一同:が?
GM:そんな君達に、巨大なトラック二台がこんなふうに(図参照)立ち塞がります。
十三:おやや?
GM:特に何もしないのであれば、こんなふうに君等を路肩に押し付けようとしてくる。
理流:…撃っていい?
十三:君窓際に座ってないよ?
理流:十三さん越しに撃つ。
十三:妙に屈辱的だなあ(笑)。
東野:まずは減速して抜け出したいところだが。
GM:君らA車両は、まずB車両が減速しないとどうにもならないよ。
十三:GM、その車のナンバーはサービスエリアで見たものと同じ?
GM:イエス!
乾史:俺や理流がタイヤを打ちぬいて横転させられないか?
東野:それは下手をすると我々の積荷も巻き込まれる。
GM:それから、A車両、B車両とも運転手さんがパニックを起こさなかったか意志判定をしてください。
東野:(ころり)A車両は成功。
十三:(ころり)がーん、B車両は失敗!
GM:むむ。それでは、B車両はパニックになってハンドルを狂ったように左右に振ってしまう。そしてA車両はそんなB車両に阻まれて脱出できず、結局両方とも路側帯に押し付けられるようにして停車させられてしまった。
理流:シェイクシェイクシェイク!
十三:理流君、じゃがべぇは食べきっただろうなあ!?(笑)
理流:ペットボトルが飛び散るー!?
東野:B車両は阿鼻叫喚だな。後続車は?
GM:今は来ていない。
乾史:しかたねぇ。外に出て叫ぶぜ。「くぉらてめぇら何のつもりだ!おぉ!?」
理流:乾史君ヤクザ顔負け〜(笑)。
十三:あれだけ揉めたフォーメーションの意味が無い(苦笑)。
理流:しょうがないわよ、ここまで強硬手段で来るとは思わなかったもの。
GM:すると、あちらのトラックからもばらばらと人が降りてくる。そして手際よく後ろに三角灯が置かれて、いかにも接触事故で路側帯に停車したように装われる。
東野:手馴れているなあ(笑)。あちらさんは何人くらい?
GM:十二人。みなはっきり言ってヤクザ屋さん風だ。「おうおうおう、ちょっと降りてこいやあてめぇら〜!」
乾史:問答無用で殴っていいか?
GM:私に聞かないで(笑)。GM的には全然OKだけど。ちなみに連中はメリケンサック、ドス、チャカで武装していて白昼堂々やる気満々だ。
理流:運転手さん達をかばいつつ、車内で狙撃準備。
東野:私は乾史と一緒にとりあえず外に出よう。
十三:こいつらは露払いで、トラック内に本命の敵能力者がいるという可能性もあるな。ここは『探之符』を使おう。
東野:GM、この十二人の中に異能力者っぽいヤクザは居るかな?
GM:異能力者っぽいヤクザってどんなのだよ!?(笑)
十三:背中に『侠客立ち』を背負ったフンドシ一丁の喧嘩師(笑)。
理流:それ、私達全滅させられるわよ(笑)。
東野:いや、腕が機械化されてたりとかそういうの。
GM:特にいないね…。というか、十三さんが『探之符』を発動すると…エージェント反応はアリマセンね。トラックの中にも伏兵はいない。
十三:おや?……なんだ。皆〜こいつらただのヤクザさんですよ〜(笑)。
東野:あー。…本当に三下な人達なんだ。(すごく投げやり風味に)犬神君、面倒だからさっさと鎮圧しちゃって〜(爆笑)。
GM:(うわいきなり強気になった!)
乾史:よーし!じゃあ…50円玉を握る!(笑)
東野:私は『カウンター』を発動させて多人数を巻き込むように連中に突っ込んで行く(爆笑)。
GM:「な、なんだテメェらやろうってのかー!?」まさか逆に先制攻撃を受けると思わなかったヤクザさん達は知力9っぽくうろたえまくっている(笑)。
理流:じゃあ知力15っぽく『悪・即・斬〜!!』と叫んで戦闘を開始するぞ〜(笑)。
十三:あ、頭悪い〜(笑)。む、犬神君どうしたね?
乾史:悩んでいる。俺はGMに馬鹿にされたのだろうか、理流に馬鹿にされたのだろうか(爆笑)。 (※乾史の知力は9)

 

6.尋問


  一般社会の人にとっては怖いヤクザさん達なのだが、変人…もとい超人揃いのエージェントの敵ではない。いともあっさりと、12人全員を叩き伏せる事に成功した。

十三:いやあ東野さん、いつにも増して華麗な『カウンター』でしたな(笑)。
GM:雑魚キャラは自動的に東野の『カウンター』で倒されていくからなあ。
理流:連中が乗ってきたトレーラーのタイヤは全部撃ち抜いてしまうぞっ。
東野:ヤクザ屋さんの中で一番偉そうな人を攫って車に積もう(笑)。
十三:ナチュラルに『攫う』という単語を使うアナタがステキです(笑)。
GM:「て…てめぇら一体何モンだっ…」と倒されたヤクザさん。
東野:(名刺を差し出す)失礼。ワタクシこういう者ですが(一同爆笑)。
GM:うは(笑)。じゃあこのヤクザ屋さんが東野さんを知っているか企業知識で判定してみよう…(ころり)あ、知ってる(爆笑)。「て、てめぇは北の某国相手に暴れまくった東野じゃねえかっ!」
東野:任務遂行のためご協力お願いします。ついてはご同道頂くので。
乾史:「ので」って(笑)。
理流:一見お願いしているようで、その実拒否権がない(笑)。
東野:それではさっそく彼をトラックに積み込んでしまおう。『尋問』のスキルを持っている人は居るかな?
十三:誰のことかな?(笑)
乾史:うわあ、じゅうぞう『尋問』14レベルとか持ってる(笑)。
理流:プロの拷問屋さんだったんだ(笑)。
東野:じゃあちょうどもうすぐインターだし。乾史、荷台に移動してくれ。
乾史:あいよ。
東野:A車両には私と理流、荷台には乾史。B車両には鷂さんとヤクザさんに乗ってもらって、しっぽりと尋問にしゃれ込んでください(笑)。
GM:ハンドルを握るのはまた運転手さん達でいいんだね。
十三:そういえば運転手さんの事はすっかり忘れていた(笑)。無事だよね?
GM:怪我一つアリマセン。ただ目の前でみなさんがヤクザを瞬殺する様を見て茫然自失ですが。
十三:それはいけない。『催眠術』で落ち着かせよう…(ころり)成功。ヤクザヲヤッツケルノハフシギナコトデハナイ(笑)。
理流:モデルガンヲシャナイニモチコムノハフシギナコトデハナイ(笑)。
GM:仏様のような表情でコクコクと頷く運転手であった(笑)。
乾史:あのぅGM…(小声で)ヤクザ屋さんの財布を抜き取っちゃダメかなあ(爆笑)。
GM:い、いやあ…。エージェント同士の暗黙の仁義がありますから(苦笑)。
乾史:ぐ!…じゃあ、えーと、おっさん風に「鋭意協力願います!」(笑)
十三:恵まれない子供に愛の手を(笑)。
理流:ちょっと貸してあげてください〜だいじょうぶよ〜ちゃんとこの子は返すから、と銃口を押し付けつつ微笑む(笑)。
十三:そうだ。返済時に住所がわからないと困るから免許証を預かっておかないと(笑)。
東野:みんな、脅迫を伴った借り受けはさすがにマズイよ(苦笑)。…すいません、そちらの運転で我々の車に傷がついてしまいまして…。ついてはこのくらいで示談とさせて頂きたいのですが!(一同爆笑)
理流:あ、悪党だ〜。
東野:あ、これ示談書なんでハンコを。無ければ拇印で良いので(笑)。ええ、これでお互い恨みっこナシって事で!!(めっちゃさわやかに)
GM:「じゃ、じゃあ解放してくれるのか!」
東野:示談は終わり。改めてお仕事のご協力お願いします(笑)。
乾史:やったぜ500円玉ゲットォ〜!
十三:犬神君だけファンタジーRPGしてるなあ。
理流:敵を倒すと何故かお金が儲かる(笑)。
東野:とにかくインターを降りよう。到着時刻にはまだ余裕があるようだから、30分ほど時間を取って、尋問とCCCへの連絡を済ませるよ。
一同:は〜い。

 一同は軽井沢よりさらに北にある某インターを降りた。あまり拓けていないらしく、店や施設が見当たらない県道にトラックを止めて尋問を開始する。

十三:君達はどうして我々を襲ったのかね?
GM:「うう、うちの親分の命令だ。俺達は何にも知らねえんだよ…」
十三:ふむ。親分とはどなたかね?あ、情報はインカムで逐次皆に流します。
GM:「そっ、そいつは言えねえ」
十三:じゃあ思いだせるようにお手伝いをいたしましょう。ご家族は何人ほど?(笑)
GM:「む、娘が一人…」(笑)
十三:そうですかそうですか。ところであなたのご住所は免許証によると新宿だそうですね?(笑)
乾史:ひど!
GM:「そ、そうだよっ、新宿の裏通りだよ!」
東野:ああ、あの辺りは物騒ですからなあ!(笑)
十三:娘さんに何かあったら大変ですねえ!!(爆笑)
GM:「わ、わかった何でも話す、カンベンしてくれぇぇ!!」…つーか、客観的に見たら君らが悪党ダヨ(苦笑)。
十三:(苦笑)では、改めて彼らの身分を確認するけど。
GM:「お、俺達は牛沢組の者だ…。組長に言われてあんた等を襲ったんだ」
乾史:おんやぁ?
理流:つながっちゃったわねえ(苦笑)。
十三:牛沢組…というと、最近南米系の犯罪組織にシマを荒されているという?
GM:「そうなんだ…奴等『蒼い蛇』の仕入れた新しい薬のせいで、ウチのシノギは急速に悪化しちまってよう…」と、名前が判明したところで、ここで改めて『蒼い蛇』を知っているか判定してみてください。
理流&十三&東野:成功〜。

 『蒼い蛇』とは数ヶ月前から急速に新宿の裏世界に台頭して来た中南米系の犯罪組織である。安くて『クールな』麻薬の取り扱いを専門とし、ここ最近牛沢組のシェアを急速に奪っていたのだという。
  牛沢組のヤクザ達は組長から、「このトラックを狙えば、『蒼い蛇』の麻薬の材料を奪うことが出来る。奴等の鼻を明かしてウチも儲かる一石二鳥だ!」と言われて、ここで待ち伏せしていたのだ。

理流:へえ〜そうなんだ〜。…ってちょっと待って!『このトラックを狙えば、『蒼い蛇』の麻薬の材料を奪うことが出来る』って!?
乾史:何かとんでもない事言ってないかこいつ!?
東野:…その『クールな』麻薬と言うのは具体的にはどう言った効果があるんだね?
GM:「精神がすごくハイになるんだそうだ」
十三:そりゃ…鬱病の特効薬だしなあ…ハハハ(乾いた笑い)。
乾史:…積荷、開けちまうか?
十三:いやいや待て待て。まだこれが麻薬の材料と決まったわけではない。
理流:でも、「奪えば大打撃」ってことは、私達が運ぼうとしてるその先は…。
GM:「ああ、そうだ…。そのクスリをキメてる奴には変になっちまった奴もいるんだ」
十三:変、って。いわゆる中毒症状か?
GM:「いや…。唐突に『俺は魔法使いになった』とか、『超能力に目覚めた』とか言い出すようになったんだ」
東野:…それはまた、ステキな妄想ですな。…本当に魔法や超能力が使えるようになった、とか?
GM:「それは知らない…俺には到底信じられねえ」
理流:飲んだら異能力が使えるようになるクスリかあ。
乾史:…なんだかいつぞやもそんな関係の仕事があったような気がするぜ(苦笑)。
東野:…情報は集まったが。余計に混乱しただけという気もするね。
十三:どうしたものでしょうねえ。
GM:…と言っている間にだな。雲行きがどんどん怪しくなったと思うと、どざざざざー!と雨が降ってくる。
乾史:ぐは!そう言えば俺、荷台に座っているんだった!停車している間に缶コーヒーでも買いに行こう。
GM:ここらには自販機がないよ(笑)。
乾史:ガーン!
東野:もう少し作戦会議をしておこう。今は何時ですかな?
GM:牛沢組の襲撃などもあって、14:30になっていると思ってください。
理流:この任務、時間制限はないのよね?
GM:ないです。ただ、18:00になると日没になります。
十三:ここから山道を通って研究所まではどのくらいですか?
GM:”晴れていれば”一時間というところです。
東野:…よし。少々リスクはあるが、もう少し情報収集しよう。
十三:では尋問を続行します。…君達は我々を『蒼い蛇』だと思って襲ってきたんだね?
GM:「そうだ…中南米系の濃い連中が出てくると思ったら…もっと濃い連中が出てくるなんて話が違うぜ」(爆笑)
十三:そうかそうか、君の気持ちは良くわかるぞ!
理流:なんでわかるのよー!?濃いのは乾史君とかでしょー!
乾史:いやー!俺なんか影の薄い若輩者だから!(笑)
十三:…まあ、誰が濃いかという問題は一旦置いておいて。持ってる情報はこれくらいのようだし、適当なところで彼を解放してしまおう。
GM:了解〜。
十三:では尋問モードを終わりにする。ふう、皆の前で柄にもなく黒いところを見せてしまった。
理流:いやもうみんな良く知ってるから(笑)。
乾史:ところでヤクザを解放したなら、俺も車内に入れてもらえねえ?(笑)
十三:寒いのであれば、『仮死』状態にしてあげるよ?(笑)
東野:私は、時間を消費して、CCCにネクタラス製薬の企業情報や、『ポリトカス』の効能、それから『蒼い蛇』の情報を問い合わせてみます。
理流:私もノートPCからネットにつないで、そこら辺の噂を漁ってみる。

 二人の調査によって以下のような事実が判明した。

 ・依頼主であるネクタラス製薬はヨーロッパ、北アメリカ系の資本が入った製薬会社であり、大企業の例に漏れず、それなりに悪い噂や敵対する企業もある。だが、中南米との関わりはそれほど強くはないようだ。

  ・『蒼い蛇』についても既に知っている以上の情報は得られなかった。だが、彼らがわずか一年足らずで日本で勢力を広げている事から、日本人の協力者や組織がいるのでは、と推測されている。

  ・『ポリトカス』と、『都内に流行っている新種の麻薬』の成分データを照合したところ、とりあえず現時点では、『良く似ている』とだけわかった。

理流:…今ひとつの成果だなあ。しかしこの世界なら、異能力者専門の掲示板とかありそうよねー。
東野:むしろ、怪談とかUFOの目撃証言みたいな扱いじゃないか?
十三:『今朝新宿裏通りでケッタイなメイド服を着たエルフ耳のねーちゃんを見た』(笑)
乾史:『投稿者:サブ』(笑)
理流:ケッタイゆーな!(笑)
十三:そうだ、『蝙蝠に変身するエージェント』について、CCCで心当たりは無いか?
GM:おっと。じゃあ、企業知識を18レベルとみなして、どなたか代わりに振ってみて。
十三:(ころり)…おお、クリティカル!
乾史:今日は絶好調だなあじゅうぞう!
十三:なんか死亡フラグっぽいなあ(笑)
GM:では。日本にはそういったエージェントの情報は見当たらない。だが、中南米の方には、そう言った、『蝙蝠や獣に変身する能力』を持った、エージェントと言うより『部族』が存在するというデータがありました。
東野:ライカンスロープの一族か?…。色々と謎は残るが、とにかく、我々はこの生薬を届けるのが仕事だからね…。
十三:山道へ向けて再出発しましょうか。

 

<<back      next>>